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1.パワーポイントからDVDへの変換
ver.1.08の段階ではまだパワーポイントからDVDへの変換はできません。
しかしパワーポイントからAVIへの変換はできるので、そのあと他社のソフトを使用すればDVDに変換できます。
たいていの書き込み型DVDドライブにはAVIをDVD-Videoとして書き込むソフトが付属していると思いますので、それを使ってください。
ここではTMPGEnc Plus 2.5とTMPGEnc DVD Author 2.0を使用した場合で説明します。

1.1 AVIファイルの作成
DVDの解像度は通常720x540なので720x540のAVIファイルを作成しておきます。
AVIファイルはできるだけ画質が良く、サウンドの周波数が高いほうが出来上がりもよくなるので、
[AVI]タブで
・[圧縮]はMJPEG Compressor
・[画質]は100
[オプション]タブで
・[フレームレート]は30fps
・[サウンド]は44KHz
と設定しておきます。
DVDの容量内(4.3GB)であれば複数のAVIを1枚のDVDディスクに登録できます。

1.2 MPEG2ファイルの作成
TMPGEnc Plus 2.5
このソフトは体験版があって試用できます。
このソフトを利用するとAVIからMPEG2ファイルに変換できます。
ただしAVIのコーデックによっては変換がうまくいけないことがあります。
その場合は別のコーデックでAVIファイルを作成しなおすか、TMPGEnc Plus 2.5の設定を変えてみてください。
[環境設定][VFAPIプラグイン]の設定で一時的にAVIを生成するプラグインをどれかひとつだけすると変換がうまくいくかもしれません。
MPEG2ファイル作成のための設定
・VBR MPEG-1 LayerIIオーディオ(MP2)
・[映像と音声を別々のエレメンタリストリームに出力する]を選択しない

1.3 DVDファイル作成
TMPGEnc DVD Author 2.0
このソフトは体験版があって試用できます。
このソフトを利用するとMPEG2ファイルをDVD-Videoディスクを作成できます。
メニューも追加できます。メニューのカストマイズ機能が充実しています。

シミュレーションをするとエラーになりますが、
・入力設定を選ぶ
・トラックを選んで設定ボタンをクリックする
・音声フォーマットタブを選ぶ
・出力設定で[下記設定で全ての音声を再エンコード]を選ぶ
・ストリーム形式でDolby DigitalまたはLinear PCMを選ぶ
・[OK]ボタンをクリックする
以上でエラーはなくなります。

DVDファイル作成にあたってのヒント
・複数のAVIを別のトラックに登録すれば、それぞれごとのメニューを作成しやすい。

1.4 DVD-Videoディスクの作成
1.3で作成したDVDファイルをTMPGEnc DVD Author 2.0のDVDライティングツールでDVDディスクに書き込みます。

1.5 他のソフトを使用してDVD-Videoを作成する場合
他のソフトでは1.2、1.3、1.4を一度に行うソフトが多いです。


2.パワーポイントからMPEG-1への変換
ver.1.08の段階ではまだパワーポイントからMPEG-1への変換はできません。
しかしパワーポイントからAVIへの変換はできるので、そのあと他社のソフトを使用すればMPEG-1に変換できます。
ここではTMPGEncを使って説明します。

2.1 AVIファイルの作成
MPEG-1の解像度は通常320x240なので320x240のAVIファイルを作成しておきます。
AVIファイルはできるだけ画質が良く、サウンドの周波数が高いほうが出来上がりもよくなるので、
[AVI]タブで
・[圧縮]はMJPEG Compressor
・[画質]は100
[オプション]タブで
・[フレームレート]は30fps
・[サウンド]は44KHz
と設定しておきます。

2.2 MPEG-1ファイルの作成
無料のTMPGEncでAVIからMPEG-1に変換できます。
下のアドレスをクリックして、DownloadというところからTMPGEncの無料版をダウンロードできます。
TMPGEnc Net


3.パワーポイントからWMVへの変換

ver.1.08の段階ではまだパワーポイントからWMVへの変換はできません。
しかしパワーポイントからAVIへの変換はできるので、そのあと他社のソフトを使用すればWMVに変換できます。
無料のWindows Media EncoderでAVIからWMVへ変換できます。
Windows Media Encoder9(Windows2000,WindowsXP)
Windows Media Encoder7.1(Windows2000,Windows98,WindowsME,WindowsNT)


4.ビデオファイル、サウンドファイル、Flashファイルを含むパワーポイントファイルの変換
ビデオファイル、サウンドファイル、Flashファイルを含んだパワーポイントファイルを変換するとき、
P2S Converterはパワーポイントファイルで指定してあるディレクトリから対象のファイルを読み出します。
したがって別のパソコンで作成されてパワーポイントファイルを変換するとビデオファイル、サウンドファイル、Flashファイルの位置が変わってしまうために変換がうまくいかない場合があります。
ビデオファイルとサウンドファイルはパワーポイントファイルと同じディレクトリに置いておけば、指定されたディレクトリになくても読み込みます。
ただしFlashファイルについてはパワーポイントと同じディレクトリに置いても読み込みません。
これらの対応はパワーポイントでのプレゼンテーションの処理と同じです。
パワーポイントもビデオファイル、サウンドファイルが見つからないとパワーポイントファイルと同じディレクトリを検索します。

ビデオファイル、サウンドファイル、Flashファイルを含むパワーポイントファイルの変換がうまくいかない場合は、パワーポイントでプレゼンテーションしてみてそれらのファイルが再生されるかを確認してみてください。

それからFlashファイルに関してはFAQの変換のQ17にもあるようにパワーポイントのセキュリティレベルを[低]にしないと変換がとまってしまいます。


5.デスクトップにSWFを置く
アクティブデスクトップが有効になっていれば、SWFを呼び出すHTMLファイルを背景にすることができます。
これによって動きのある操作できる壁紙を実現できます。


6.きれいなイメージの出力
イメージをきれいに表示するようにするには、HTMLタブの[100%表示]を選択しないことです。
選択して変換してしまうと拡大・縮小されて表示されるので、文字や簡単な図形は良いですが、複雑な図形などは画質が落ちます。
HTML作成ソフトでSWFファイルを元のサイズと変えて表示したときも、同じように拡大・縮小されて画質が落ちます。
もし出力したいサイズがある程度きまっているなら[100%表示]を使うのではなく、オプションタブの[サイズ]を変更してください。
[サイズ]で大きさを変えるとパワーポイントの機能を使って図形を拡大・縮小するので、複雑な図形などでも画質があまり落ちません。


7.ヘルプファイルの印刷
ver.1.08からヘルプファイルを少し変えて一番上に[Jetsoft P2S Converterヘルプ]というトピックを作りました。
ヘルプファイル全体を印刷するには
・一番上のトピックを選択した状態で[印刷]ボタンをクリックする。
・[選択された見出しおよびすべてのサブトピックを印刷]を選んで[OK]ボタンをクリックする。


8.合成音声でナレーション
マイクを使ってのナレーションの入力はかなり大変です。
読み間違えたら入れなおしですし、ノイズもかなり入ってしまいます。
WindowsXPには標準で英語での音声合成機能が入っています。
またMicrosoftからMicrosoft Agentという無料で音声合成機能を持つソフトウェアが公開されています。
他にも有料でいくつか音声合成ソフトウェアが発売されています。

あと合成音声をwavファイルとして保存できるアプリケーションが必要です。

それらを使って以下のように作業します。
・ノートのテキストデータなどから合成音声を作成し、wavファイルとして保存します。
 説明の区切りのところで複数のwavファイルに分けたりもします。
・wavファイルをパワーポイントに取り込みます。
・SWF変換をします。
サンプルはこちらです。


パワーポイントからFlash、HTML5への変換ツール

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